見ず知らずの土地での仕事がつまらない。
なんで僕を地方配属にしたんだろう。
配属を理由に辞めたいけど不安だな…
- 地方配属のメリットとデメリット
- 人事に申し出て異動が叶う可能性は?
- いまのうちに転職活動を進めておいた方がいい理由
従業員の配属は本人が希望できるものの、確実に希望通りに配属が叶うことはありません。
場合によっては、想定外の地方に配属ということもよくあることです。
本記事では、希望していない勤務地に配属が決定してモチベーションが下がっている方に向けて、人事部の観点から新卒社員の配属について解説します。
あわせて、地方配属によって悩んでいるときの立ち回り方についても解説します。
辞めた人のリアルなアンケート結果と、大手人事部での採用経験にもとづいた失敗しない転職方法を下記の記事で解説しています。転職活動に失敗したくない方は、次の記事を参考にしてください。
>>新卒で仕事辞めたいのは当たり前!失敗しない短期離職のコツは?
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新卒社員が地方に配属される理由は?

全国に展開している大企業では、新卒社員を地元ではない勤務地に配属させるケースが多々あります。
新卒社員が地方に配属される理由は次の通り。
- 人員の調整
- 社内人脈を作らせる
順番に解説します。
人員の調整
一つは、地方の勤務地での人手が足りないこと。
人口が少なくなっていることもあり、現地で人手を募集してもなかなか集まりません。
なるべく人を採用しようと工夫していますが苦戦しているのが事実。
そのため、調整がききやすい新卒社員を地方へ配属させている企業も多くあります。
社内人脈を作らせる
新卒社員にいろんな社内人脈を作らせたい、といった会社のねらいもあります。
仕事を行っていくうえで、社内で円滑な関係を作っておくことはとても大事なこと。
人脈を作っておくと、困ったときに助けてくれたり、物事がうまく進むことが多くあります。
若いうちになじみのない地域に異動させることは、その社員にとって有益な事として配属を決定している可能性があります。
新卒社員が地方に配属することで辞めたくなる理由


勤務地が田舎なのはやる気が下がる…
見ず知らずの地域に配属って、結構ショックですよね。
地方配属で辞めたくなる理由を、以下が挙げられます。
環境に慣れない
環境の変化によるストレスは、身体に与える影響が大きいです。
環境にうまく順応・適応することができないと、精神的に苦しくなります。
場合によっては、うつの症状も発症してしまう可能性があるでしょう。
すべての人が当てはまるわけではありませんが、見知らぬ土地で暮らすことが難しい方にとっては、地方配属はなるべく避けたいものです。
勤務地が田舎でやることがない
地方の娯楽の種類は、都心部と異なり格段に少なくなります。
また、人口も少ないため、人によっては寂しさを感じてしまうことがあるでしょう。
帰省時の費用も、会社によっては出ないケースもあります。
そのため、休日の過ごし方に悩んでしまう方もいることが考えられます。
地方配属が負け組だと思ってしまう
都心部に配属されなかったことで、いじけてしまう人もいるでしょう。
地方配属は、決して負け組ではありませんが、負け組と感じてしまう感覚はわからないワケではありません。
ただ、このあと後述する給与が少なくなるケースもあります。
そのため、地方配属に納得するには難しいと考えるのも自然ですよね。
新卒が地方に配属されるメリットは?


地方に配属のメリットって何ですか?
会社の命令で地方への配属が決まると、次のようなメリットが挙げられます。
- 生活費が安く収まる
- 新しい出会いがある
- 通勤時間が短くなる場合がある
順番に解説します。
生活費が安く収まる
会社の内示で地方配属が決定すると、家賃の半分以上を会社が負担してくれます。
また、駐車場も会社が負担してくれるところもあります。
そのため、他の同期社員と比べて手元に残るお金は多くなる可能性があります。
新しい出会いがある
慣れない土地で働くと、新しい人との出会いがあります。
公私ともに人脈が広がるので、より充実した生活を送ることができます。

仕事で得た社内人脈は、
会社生活での大きな支えとなりますよ。
通勤時間が短くなる場合がある
都心部では、電車通勤が当たり前ですが、地方ではマイカーでの通勤ができるところも多くあります。
そのため、通勤時間の削減によって自由時間の確保ができます。

満員電車で気分が悪くなってしまう方は、
マイカー通勤は快適ですね。
新卒で地方に配属されたデメリットは?
これから地方に配属された場合に考えられるデメリットは、次が挙げられます。
- 給料が安くなる場合がある
- 恋人・友人が身近にいない
- 娯楽が少ない
- 日々の生活に適応が大変
給料が安くなる場合がある
同期の社員と比べて、給与面で不利になる可能性があります。
会社のルールによって、配属されている地域によってお給料のテーブルを決定しています。

東京は、時給が高いのと同じ原理ですね。
そのため、地方配属と都心部の社員を比べると、どうしても少なく見えてしまいます。
恋人・友人が身近にいない
身近な人が近くにいないことは、心細いですよね。
また、見ず知らずの土地では文化も異なっているため、なんでも話せる友人が近くにいるかどうかでは大きく変わります。
施設・娯楽が少ない
都市部と比べて、レジャー施設が少ないことは若い方にとっては悩ましいですよね。

イオンとパチンコしかないじゃん…。
地方はどうしても人口が少なくなるため、娯楽の選択肢が狭くなってきてしまいます。
インターネットが発達しており、暮らす場所によるあらゆる娯楽は解消されているかも。
ですが、それでも都市部では、レジャー施設や美味しいお店が集まっているので、都市部と比べてしまい「地方は不便」という印象はぬぐえませんよね。
地方に配属されて耐えられないときの対処法

全国転勤がルール化されている会社なら、よほどのことがない限り配属が変わることはなかなかないでしょう。
地方への配属が決定して、地元に戻りたいと思っている人は次のことを参考にしてみてください。
上司に異動の相談をする
まずは、異動の希望を相談してみましょう。
相談するときには、なぜ地元に戻りたいのかを説明する必要があります。
- 家庭の事情(介護)
- 精神的な不安
ただし、異動の希望を申し出たところで、すぐに異動が叶うと信じないようにしましょう。
人事異動は、会社の施策や退職などのさまざまな要因によって、人事異動が決定します。
そのため、希望を出したとしても、数か月後になるか数年後になるかわかりません。
また、多くの会社の就業規則では、人事異動は会社に決定権があり従業員は従う、というルールが運用されているのがほとんど。
「異動したい」と宣言することは勇気がいりますよね。
でも言わないと、異動の可能性は発生しません。勇気を出して上司に伝えてみましょう。異動希望の伝え方については、次の記事で解説しています。
>>異動したいのはわがまま?最適な伝え方を現役人事部が解説!
転職活動を進める
思い切って会社を変える、ということを考えることもアリかと。
コロナ渦によるテレワークの推進によって、勤務地に括られない働き方が主流になっていくでしょう。
たとえば、エンジニアなどのようなフルリモートな仕事にジョブチェンジするのもアリですね。
首都圏で仕事を探すなら、首都圏の第二新卒向けの転職エージェントに登録してみましょう。
首都圏向けの転職エージェントは、ウズキャリ第二新卒、第二新卒エージェントneoがおススメです。2社の求人の特徴は以下の通り。
- 第二新卒に特化
- 首都圏・都市部がメインの求人
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そのため、上記二つの転職サイトの求人をチェックしてみてください。
ちなみに、自分に合いそうな求人情報があったら話を聞いてみる、という方法もアリですよ。

どこの転職サイトに登録すればわからないな。
そんな方は、有名どころのリクナビエージェントに登録していくのもアリですね。

詳細について気になる方は、下図リンク先の情報を参考にしてくださいね。
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会員登録すると、転職サイトが表示する求人情報の閲覧を閲覧することができますよ。
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新卒で地方配属で辞める前にじっくり考えよう

正直なところ、サラリーマンになると会社の命令で予期せぬ辞令で転勤することは多々あります。
ちょっと理不尽かな、という辞令もまあまああります。
地方に配属されたことは、会社にとっては期待されていること。
そのため、ネガティブにとらえる必要はないかな、と。
ただし、アナタにとって働きづらい環境であれば、異動申請や転職活動に進んでみるのもアリかなと思います。
まずは、じっくり考えてみましょう。ではでは!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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