今の仕事をずっと続けるのが不安だな…。
異動希望を出すと、わがままで甘えと思われる?
希望を出したら本当に異動できるのかな?
異動希望を出すと、周囲と気まずくなる?
人事異動は、キャリアを広げるうえでとても有効な手段です。人事異動を経験すると、会社の中で視野が広がります。
会社はさまざまな人の仕事で成り立っています。別の仕事を経験することで、会社全体を広い視野でみることができます。
結果的に会社に必要な人材になります。
キャリアを広げるためには、転職という手段が挙げられます。しかし、転職にはメリットがある反面、リスクがあることも事実です。異動はリスクが少なく、新しいことにチャレンジするきっかけとして有効な手段です。
異動希望によって、気まずい空気にならないためには、アナタの行動によって変わります。
希望を伝えたあとも、いまの仕事に熱意をもって継続することで、気まずい空気にならないどころか、存在意義が高まり異動できる可能性が高まります。
異動をするには、上司に「異動したい」と伝えておくことが大切です。異動は、自分でつかみ取らないければチャンスはめぐってきません。上司との面談のチャンスがあれば、異動したいことの熱意を伝えるようにしましょう。本記事で紹介する方法を実践すれば、異動のチャンスが巡ってくる可能性が高まります。
異動したくない部署がなくて悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
>>異動したい部署がないときの面談の注意点は?
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異動したいのはわがまま?甘えなの?
「異動したい」と宣言するのは抵抗がありますよね。なぜなら、「それはわがままだ!」と思われるのが怖いから。
いまの仕事をずっとしたい、なんて普通に考えてあり得ないですよね。
いまの仕事を極めるのももちろん大切です。ですが、いろんな仕事を経験することは、自分の成長につながります。
しかも、異動をするとお給料が上がる場合もありますよね。だから、異動したいという感情は当たり前です。
昔の同僚に「裏切ったな!」と言われました。まあ気にもしませんでしたが。裏切りでもわがままでもないです。
いろんな仕事がしたいのは、人間として普通の感情だと思います。
人事異動のメリットとは?
異動することのメリットを挙げてみました。
実体験をもとに、異動して良かったことを挙げてみました。
- 社内の人間関係が広がる
- 仕事の幅が広がる
- 退職するリスクが大きい
順番に解説しますね。
社内の人間関係が広がる
会社を続けるにあたっては、人間関係はとても重要です。特に、仕事上のメリットが大きいです。
困ったときにはお互いに助け合うこと、これは仕事でとても大事。
一人だけでプロジェクトが進むことってないですよね。大きなプロジェクトを進めていくには、多くの人が参画しています。多くの人と協働することは、大きな成果に繋がります。
人間関係を広げることは
会社にとっても利益があること。
仕事の幅が広がる
会社は、会社全体を知っている人間を求めています。当然ですが、一つのお仕事を極めることも重要です。
だけど、企業どうしでの競争を勝ち抜かなければならないですよね。
そこで、あらゆる業務を知り尽くす人材を育てていきたいのがねらいです。
異動を通じて管理職や経営幹部へさせたい、ってことですね。
退職するリスクが大きい
ぶっちゃけやりたい仕事する近道は、会社を辞めて転職することが効果的です。
でも、退職はリスクがあるので勇気が出にくいですよね。
とくに30歳を過ぎると転職はさらに厳しいです。しかも、基本給もリセットされるから、家庭がある人には厳しいのが実情です。
異動だったら、転職と比べて変化が少ないので、適応しやすいのがメリットです。
異動したいときはどうすればよい?【実体験談】
私は、実際にトラックドライバーから事務職へ異動希望を出しました。なぜなら、将来が不安だったからです。
ケガで身体が動かなくなるまえに、他でスキルを身に着けておきたかったからです。
ここからは自身の異動したいときの体験談をふまえて解説しますね。
直属の上司に相談する
どんな場面でもいいので、上司に意思を伝えましょう。異動は、待っていて来るものではありません。
勝手にチャンスが来るのは、能力がある人にしか来ません。野球のイチローさんも同じでした。
メジャーリーグのチームへ移籍を希望したときも、当時の仰木監督にお酒の場を使って口説いたという一説があります。
その何年か前からアメリカでプレーしたいという思いは伝えていたこともあったんですけど、仰木監督だったら、美味しいご飯で、お酒飲ませたら……飲ませたらってあえて言ってますけど、これはうまくいくんじゃないかと思ったらまんまとうまくいって。
イチロー「口説く相手に仰木監督選んだのは大きかった」
どんなタイミングでも良いので勇気を出して伝えてみましょう。
- 面談の機会
- 会社の懇親会
- 立ち話
でも、軽くあしらわれるか不安だな。
異動したいけど、異動できないことも正直あります。ここから先は、異動の希望があったときの会社の対応について解説しますね。
異動したいのに異動できないときがある
異動したいと思っても、すぐには異動できるワケではありません。しかも、自分や上司の力だけでは、叶わないことがあります。
会社は、異動の希望があればなるべく応えてくれます。なぜなら、積極的な社員がいるのは大歓迎だからです。
積極的な姿勢を見せる部下を
会社は応援します。
希望を出しても、異動が叶わない場合は普通にあるのは当然です。たとえば、次の通り。
- 人の循環
- 競争が激しい
- 適性が不足している
以下、解説します。
人の循環
異動のきっかけは、ほとんど退職者が発生したとき。退職者の穴埋めをしようと、替わりにできる人を探します。
できる人が見つかったら、その順番に他にできる人を探します。
そのため、退職者が発生しないと、人事異動のチャンスはなかなかめぐってきません。
会社によっては、退職率が低い会社もあります。
人がほぼ固定している会社は
チャンスはめぐってきません。
競争が激しい
チャンスがめぐってきても、数多くのライバルとの競争があります。
選考し、適任者を会社が判断します。
能力だけではなく、その人の適正を重視し人員の配置をしています。
大きな企業に勤めている方は、イス取りゲームのような順番待ちですね。
実際に異動ができる人は、
ほんの一握りですよね。
適正がない
その仕事が、あなた自身に合っていない場合もあります。
能力不足ではなく、会社が合わないと判断することです。
これはちょっとしょうがないですよね。
とまあ書いていきましたが、再三ですがやはり異動の希望を出しても本当にそのとおり行かないんですよね。ぶっちゃけ、タイミングという要素もあるので。
実際に自分はタイミングで異動が決まったような気がしてます。適正もないような気がしますし。
希望を伝えても、
何もなかったらどうしたらいい?
やりたい仕事があって、「異動ができないなら辞めるしかない!」と決断することもアリかなと思います。
特に20代のうちは転職しやすい年代です。また、転職を通じて生涯の年収が上がる可能性もあります。
異動したあとに後悔することもある
異動して、ハッピーとは必ずしもそうではありません。
異動によって、働く環境が大きく変わります。
ここからは異動のリスクについて、紹介しますね。
元の部署に戻るのは難しい
ぶっちゃけ元の部署に戻るのは難しいです。
もし、異動先の環境が合わないことってよくあります。
- 新しい上司や同僚と合わない
- 仕事内容が想像と違った
- 職場の雰囲気が悪い
新しい職場に馴染もうと努力しても、苦しくなってしまうこともあります。
元の部署に戻してもらおうとしても、うまく行きません。
なぜなら、後任の人がすでに仕事をしているから当然ですよね。
元の部署に戻るなら、後任の人をまた元の部署に戻したりしないといけない。それは無理ですよね。
異動の希望を出すことは、
決意をもってから伝えましょう。
希望の部署に行けるとは限らない
希望部署の異動を出しても、希望部署のイスが空くとは限りません。
なぜなら、行きたい人が多いから。希望の部署は、競争率が高いので会社の審査が厳しいです。
実際の仕事と想像のギャップ
実際に働いてみて、ガッカリすることはあります。
憧れの部署だったのに、想像以上の激務だったり。
人気の営業部署なのに、クレーム対応で先輩が疲弊していたり。
実際にやってみないとわからない仕事の苦労によって、仕事が辛くなることもあります。
異動したばかりは、体調不良になる方も少なからずいます。
「異動したばかりなのに辞めたい」と人事部に相談するケースも実際あります。このように、異動の希望を出すためにはリスクを把握しておくことは重要ですね。
>>異動したばかりの退職はあり?異動先で3ヶ月経っても合わないときは?
ここからは、人事異動の希望が通る方法を解説しますね。
異動の希望が通るにはどうすればよい?
異動は難しいと書いてきましたが、異動の希望を通したいですよね。
実際に人事異動の手配を行ってきた経験をふまえて、次のことをやっておくとよいです。
どんな仕事がしたいかを考えておく
どんな仕事に興味があるかを、上司にアピールしましょう。
「とりあえず異動したい」という人と、「○○の仕事がしたい」を比べると後者の方が良い印象ですよね。
なぜ異動したいかも付け足しておくと、説得力が出るので上司の反応は良いです。
上司のネットワークを使って、
協力してくれますよ。
社内公募にチャレンジする
大手企業ではよくあります。募集を積極的に活用してアピールしましょう。
必ず面談があるので、しっかりと対策を練っておくことが大切です。
対策ってどうしたらいいのかな
これは上司にアドバイスをもらった方がいいです。
なぜなら、その会社の人事異動の成功者だから。特に、管理職の人なら説得力がありますね。
「こういう時は、こう言っておけば反応がいい」といった、その会社ならではの当たりどころがわかっています。
上司を活用して異動のチャンスをものにしましょう。
また、異動できる部署がない、という現実もあります。そんな時は転職もアリだと思います。
次は、転職について解説します。
転職の選択肢もある
人事異動は、確実に実現するとは限りません。アナタがやりたい仕事があるなら、会社を変える、というのが確実な手段です。
なぜなら、自分の意志次第だからです。方法は、自分で会社を見つけるだけです。
ただ、自分で会社を見つけるのは、効率がとても悪く合わない会社に当たってしまうので、転職エージェントに「○○の仕事で探してほしい」と伝える方法ですね。
転職のメリットは以下の通り。
- 確実にその仕事ができる
- 生涯の年収が上がることもある
- 向いているかも事前に判定してもらえる(エージェントを利用)
ちなみに、転職するならエージェントを利用しておきましょう。
実際に求人誌を片手に転職活動をした経験がありましたが、効率が悪すぎでした。
面接の交通費がかかったり、
履歴書も毎回考えて作ったりと
不便でした。
転職エージェントは多くありますが、ぶっちゃけ大手のエージェントを利用すればOKです。
実際に人事担当としてエージェントと対応していますがどこも大差ないかな、と思います。転職の求人もタイミングだと思うんですよね。
だから、ネームバリューが大きいリクルートエージェントがよいかな、と思います。あとは、次に紹介する転職サイトを複数登録しておけばOKです。
複数登録しておく理由は、求人情報はさすがに会社ごとに違うからですね。登録後は自分に合いそうな求人が見つかったら、担当者に相談してみるという方法でよいですね。
あとはやりたい仕事がない人は、適職診断を受けてみるのもアリかと。
おススメしているのは、アサインの適職診断です。アプリをダウンロードして、20問程度のアンケートに答えるだけで、アナタの強みや、向いている業界・職種をAIが教えてくれます。
適職診断というと、占い的な感じるかもしれません。ですが、アサインは業界と業種を組み合わせて提示してくれるところがポイントです。
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関連記事【体験】アサインの適職診断アプリをレビュー!(スクショ画像解説あり)
異動したいのはわがままではない!
結論、人事異動をしたいのはわがままでも甘えでもありません。
あなたの人生、後悔しないようにしましょう。
まずは、上司に勇気を出して伝えてみましょう。
- どんな仕事がしたいか
- なぜ異動したいのか
これらを真剣に伝えれば、上司は協力してくれますよ。
ただ、日々のお仕事をおろそかにしないことは最も重要です。
なぜなら、信頼できる人を異動させたいから。
仕事を真面目にできない人を、上司も責任もって他部署へ送れないですよね。
だから、日々の業務をしっかりこなすこと、これが大切です。
あとは、異動が難しそうな人は転職するというのも一つの方法です。
いまは、転職が当たり前の時代になってきています。
そのうえで、自分に向いている仕事をみつけるために、適職診断を活用してみてみましょう。
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そのためには、まずは行動をしてみましょう!
その勇気がアナタの人生を変えることになりますよ。
皆さんの素敵な未来を応援しています。