新卒で入社して半年で辞めるのは早い?
もう少し我慢した方がいいのかな。
転職先が見つかるか不安。
新卒で入社して半年たち「今の会社のままでよいか」を判断することはとても重要です。なぜなら、ある程度仕事が把握できて、今後の自分のキャリアを考えなおす良いタイミングだからです。
- 新卒入社で半年で退職していい理由
- 半年で転職するメリットとデメリット
- 早期退職時の転職活動の方法
退職の判断は、早いほど良いに越したことはありません。決断が遅くなると、他の選択肢を選べなくなってしまうことがあります。いまの会社を続ける自信がない場合は、次のキャリアに向けて準備を進めておくことを推奨します。
私は、実際に新卒入社3ヶ月で、広告営業の会社を退職しました。人と話すことが苦手で、営業の成績も全く振るわず先輩上司に毎日叱られて、毎日眠れなくなってしまったからです。しかし、退職の決断をして、自分に合ったトラックドライバーの仕事に就くことができ、心身ともに充実して働くことができました。
本記事では、新卒で入社して半年経って、退職を考えている方に向けて転職活動の方法について解説していきます。この記事を解説していることを実践できれば、初めての転職の不安が消え、自分の価値観に合った転職先の内定を得られることができます。
- 会社選びに失敗した人
- 自分に合う仕事がわからない人
- 退職する決断がなかなかできない人

たった3分で読めますので、是非最後までお読みくださいね。
辞めた人のリアルなアンケート結果と、大手人事部での採用経験にもとづいた失敗しない転職方法を下記の記事で解説しています。転職活動に失敗したくない方は、次の記事を参考にしてください。
>>新卒で仕事辞めたいのは当たり前!失敗しない短期離職のコツは?
関連記事【体験】アサインの適職診断アプリをレビュー!(スクショ画像解説あり)
新卒で入社して半年で退職するメリットは?

入社して早くに退職を決断することは、今後のキャリアを送るうえで大切なことです。理由は、以下の通り。
- 心理的ストレスからの解放
- 新しい目標が生まれる
- 生涯年収が上がる可能性がある
順番に、解説しますね。
心理的ストレスからの解放

仕事が合わないと、ストレスが積み重なって健康に影響します。
たとえば、睡眠に関することです。仕事のことを深く考え込んでしまい、眠れなくなる日が続くことがあります。それに睡眠が足りなくなると、気分も沈みがちになります。

睡眠に影響があることは
心身の不調のシグナルかも。
新しい目標が生まれる

環境を変えることによって、新しい目標が生まれます。いまの会社で成し遂げられなかった目標を一度リセットすることで、心機一転仕事に打ち込むことができます。
新しい人脈ができることで、価値観が広がり事故を成長させてくれますます。
生涯年収が上がる可能性がある

転職によって、将来の年収が増える可能性があります。
給与・賞与の水準が上がるチャンスはもちろんのこと。退職金制度や福利厚生などが充実している会社を選ぶことによって、今後の生活や将来の生活水準が上がる可能性があります。

転職エージェントから情報を収集し、
給与の観点で求人を紹介してもらうこともおススメ!
新卒で入社して半年で退職するデメリットは?

一方で、半年で転職することによるデメリットは以下が挙げられます。
デメリットを挙げると、以下が挙げられます。
- 自分に自信がなくなる
- 転職ができるか不安になる
- 転職活動をする時間がない(有給がない)
順番に解説しますね。
自分に自信がなくなる

早期の退職は、自己評価が低くなる可能性があります。他の同期が続けている仕事に比べ、自分はできないと感じたり、自分に才能がないと思い込んでしまうことがあります。
しかし、日本には会社が無数にあります。アナタに合った仕事はあります。是非、視野を広げてみましょう。
転職ができるか不安になる

短期離職をすると「すぐ辞めてしまった自分を雇ってくれる会社はあるのか」と疑問を感じると思います。つまり、転職ができるか自分を信じられなくなります。しかし、退職した理由を正直にまとめて説明すれば、難しいものではありません。
相手に共感してもらえるように、正直に退職した理由を伝えれば大丈夫です。
転職活動をする時間がない

新卒で半年で退職するとなると、有給休暇がないため転職活動に割ける時間がありません。
次の職場を探すのは、基本的に在職中に行うことが大切です。なぜなら、無収入による経済的な不安があるからです。転職活動にはお金もかかるのはもちろんのこと、税金や保険料も支払わなければいけません。
仕事を辞めたい新卒が半年で仕事を辞めたくなる理由は?

本ブログでは、実際に入社1年以内に退職した方に向けて退職に関するアンケートを行いました。

アンケートに答えてくださった皆さんが、1年未満に退職を決断した理由についてご紹介します。
- 仕事が合わなかった
- 人間関係が合わなかった
- 他にやりたいことができた
- 体調を崩してしまった
仕事が合わなかった
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 営業の過酷さについていけなかった。(営業系/男性)
- 元々営業に向かない性格だったのに、就活を終えたくてそこに決めてしまった。(営業系/女性)
- 毎日毎日同じことをずっとするのが、こんなにも大変だと思わなかった。(工場・軽作業系/女性)
人間関係が合わなかった
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 職場の雰囲気が悪い、全員がそれぞれの悪口を言っている環境が耐えられませんでした。(事務系/女性)
- 職場で孤立して病んでしまった。(事務系/女性)
- 仕事内容を教えてくれる人や質問相談できる人がまわりにいなかった。(事務系/女性)
ほかにやりたいことができた
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 肉体労働を行う仕事がしたかった(事務系/男性)
- 純粋にやりたい仕事があった。(販売・サービス系/男性)
体調を崩してしまった
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 全治三ヶ月の怪我をしてしまった。仕事が出来ない状況に耐えられず退職した。(その他/男性)
- 通勤中の電車内や職場でパニック発作が起こるようになった。このまま続けると鬱病になるかもしれないと思い退職することにした。(事務系/女性)
- 看護師の仕事をしていく中で、めまいと吐き気がひどくなったため。(医療・介護系/女性)
会社がハラスメントをしてきた
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 個室で長時間に渡り怒号を浴びせるなど、パワハラが横行していたため。(販売・サービス系/女性)
- 無理難題を押し付けてきたり、理不尽な説教があった。(医療・介護系/女性)
- 本部・現場共にパワハラや違法残業が横行していたため。(販売・サービス系/男性)
仕事を辞めたい新卒が半年で退職するリスクとは?

当然ですが、入社半年で退職することによってリスクがあります。
- 転職活動で不利になる場合がある
- 収入が途絶える可能性がある
- 退職金がでない場合がある
順番に解説します。
転職活動で不利になる場合がある
前述の通り、前職の社歴が短いと不利になる場合があります。
ただし、人手不足に困っている会社にとっては、気にしない会社もあります。面談のときには、ある程度心がまえをしておくことは必要です
支払いに追われる可能性がある
退職すると、様々な支払いが発生します。
- 税金
- 健康保険料
- 国民年金
- 転職活動の交通費
これらの支払いが必要となるため、就職先が決まらない場合も想定して貯金・アルバイトを検討しておくことも大切です。
また、退職するときのお給料は少なくなることがあります。最後の給料明細をみたときにビックリしないように、給与の担当者に最後のお給料がどのくらいになるかを確認しておくとよいでしょう。
退職金がでない場合がある
会社を辞めたら退職金が出る、と思っている方は要注意です。
退職金をもらうためには、会社によって条件があります。例えば、勤続3年以上必要だったり、そもそも退職金がない会社もあるので気を付けましょう。

上司・先輩にまずは聞いてみましょう。
失業保険は基本的にもらえない
入社して半年で退職すると、基本的に失業保険はもらえません。
失業保険とは、会社を退職して再就職活動のための手当。
退職後、ハローワークに申請すると、手当を受給することができます。原則として、前職を12ヶ月勤務していることが必要です。

これらも把握しつつ、
転職活動を進めていく必要がありますね。
前述の通り、基本的に在職中に転職先を決めておくことが大切です。初めての転職は不安がつきものです。次からは、半年で退職した人の転職活動の方法について解説します。

以下のことを実践すれば、
必ず転職先は見つかりますよ。
仕事を辞めたい新卒が半年で転職活動ですべきことは?

上記のように、入社後半年で退職するメリットとデメリットを紹介しましたが、当然ながら転職先がないと悲観する必要はありません。
後悔しない転職先を見つけるためには、以下の行動が大切です。
- 退職理由を明確にしておく
- 自分にあった仕事を診断してみる
- 利用する転職エージェントを決める
退職理由を明確にしておく
なぜいまの会社を辞めたいのか、その理由を明確にする必要があります。退職理由の軸をつくっておくことで、今後の転職活動や転職エージェントへの説明に役立ちます。
「ただなんとなく辞めたい」と思っている内側には、具体的に不満なことがありますよね。
- 何が合わなかったのか
- 会社選びに失敗した理由は
- 仕事を続けていくうえで、何が弊害だったか
今後の仕事探しで「どのような環境や条件を求めるか」といったヒントになります。結果的に、新名に合った仕事が見つかりやすくなります。
自分に合った仕事を診断してみる

転職エージェントを申し込む前に、自分に向いている仕事を分析しておきましょう。なかでも、アサインのAI無料診断は、ユニークな診断結果を提示してくれることで利用者が増えています。
約20問の質問に回答することで、アナタに向いている業界と業種をランキングで紹介します。自分がまさかIT業界に向いているとは思わなかった、などといった気づきがあります。
アプリをダウンロードして3分ほどで完了するので、通勤時間や昼休みの方はぜひ試してみましょう。
関連記事【体験】アサインの適職診断アプリをレビュー!(スクショ画像解説あり)

エージェント登録前に、
まずは一度試してみましょう。
利用する転職エージェントを決める
転職エージェントは、転職活動をサポートしてくれる重要なパートナーです。
自分にあったエージェントを選び、自分のキャリア目標にあった求人情報を提供してもらうようにしましょう。また、前述の退職した理由も正直に話すことで、アナタに合った仕事を選んでくれます。さらに、面接対策や履歴書の添削をしてくれるため、確実な転職ができるよう充実したサポート体制が整っています。

転職エージェントと
求人誌はどう違うんですか?
転職エージェントは、効率よく仕事を探せるのが大きなポイントです。求人誌で探すと、気になった求人を自分で探して、企業の情報を調べます。しかし、転職エージェントは自分に合った求人を紹介し、求めている情報を提示してくれるコトが大きな利点です。

面接の応募はエージェントが
代行してくれますよ。
時間の確保が難しい在職中の方にとっては、とても便利なサービスだと思います。
ちなみに、転職エージェントは複数利用することが一般的です。理由は、各社によってサービスが異なるからです。実際の利用者の声で、エージェントの相性に関する不満が多く見られます。そのため、保険をかけるように3社以上登録してみることをオススメします。

転職エージェントって
いっぱいあるけどどれを選べばいいの?
まとめてみると、以下の通りですね。
- どこに登録すればわからない人は、リクルートエージェント
- リクルートエージェント以外にも登録したい人は、マイナビエージェント
- 学歴や経歴にコンプレックスがある人は、第二新卒エージェントneo
- ホワイト企業に転職したい人は、安定のお仕事
- 理系の転職に興味がある人なら、UZUZ
- 学歴を活かし年収をアップさせたい人は、アサイン
利用する転職エージェントがわからない方は、リクルートエージェントがよいかなと思います。

- 全国対応
- 全年齢対応
- 求人数が30万件以上
上記以外にも、履歴書添削や面接対策もサポートしています。
実際に登録してみると、紹介している求人を見ることができます。まずは、自分に合った仕事がないかを探してみましょう。気になる求人があったら、担当の方に話を聞いてみる、というスタンスで行きましょう。
関連記事20代におすすめの転職エージェントはオススメ15選!【職種が未経験な人向け】
また、自分に合った転職エージェントをマッチングしてくれるサービスもあります。自分にフィットした転職エージェントを知りたい人は、「転職エージェントナビ」もぜひご検討ください。
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仕事を辞めたいなら新卒で入社半年で退職するのは成功!?

初めての会社が合わないことは普通にあることです。入社する前に知らなかったことが、実際に入社してみてわかったことっていっぱいありますよね。次の就職先では後悔しない会社を見つけましょう。
そのためには、いまの会社が合わない理由と自分に合った仕事を考えておくことが大切です。並行して、転職エージェントのサービスで第二新卒向けの求人情報をピックアップしてみましょう。気になる求人があったら、担当者と話をしてよりよい就職先を決めていきましょう。
半年で退職することは、決して失敗ではありません。これからの人生を成功に変えるのは、自分次第です。
そのためには、いま一歩踏み出すことが大切です。アナタの明るい人生を応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。