転勤したくないといったら、「それは甘えだ」といわれた。
働く環境が変わるのはイヤだし、不安ばかり。
仕事のモチベーションが下がっちゃう。
どうしたらいいんだろう。
転勤したくない事は甘えではありません。
なぜなら、環境の変化で不安になるのは当然だから。
思いがけない場所に辞令が出たら、ビックリするのも当然です。
移動日までの数日間は、不安ばかりが頭をよぎるのも当たり前ですよね。
実際に、私もそうでした。慣れない職場環境に慣れるのは難しい、と。
しかも、異動して慣れるまでがなかなか時間がかかるんですよね。
日々の生活リズムや住環境が変わることで、マインドを変える必要があります。
本記事では、「転勤したくない」といった意識がもたらす、会社の評価について解説します。
あわせて、これまで多くの従業員の人事異動を見てきた知見をふまえて、転勤のメリット・デメリットも解説します。
さらには、転勤したくないときの交わし方についても紹介しますので、是非最後までお読みください。
転勤したくない時は拒否できるの？
結論、拒否することはできません。
なぜなら、就業規則において「人事異動の権限は会社」だと決められているから。
就業規則とは、よっぽど小さな会社以外ならどこでもあるものです。
法律では、従業員はこの就業規則を守るように決められています。
その就業規則には、人事異動についてたいていこのように書かれています。
会社は、業務上必要がある場合に、労働者に対して就業する場所及び従事する業務の変更を命ずることがある。
という風に、書かれているのが多いと思います。
どうしても拒否したいときはどうすればいい？
そんな時は、以下の方法はどうでしょうか。
転勤したくない時に拒否する方法は？
結論、場合によってはあります。
たとえば、以下の通り。
- 素直に断る
- 転勤できない理由を探す
なかなか厳しいですが、それぞれ解説しますね。
素直に断る
「転勤したくない」という強い思いを伝えましょう。
もちろん、意思を表明するだけでなく、転勤をしたくない理由が必要になります。
たとえば、以下の通り。
- 通勤が不便
- 子どもの保育園の送迎に支障がある
- 家族の看病が必要など
これらをハッキリと説明ができればよいですね。
特に病気の場合であれば、診断書が有効です。
会社に対して説得力が高くなるので、異動について再検討してくれる可能性があります。
まずは、なぜ転勤したくないのかについて、理由を確認してみましょう。
多少ウソをついてもよいですか？
基本的に、ウソは禁物です。どうせバレるから。
なので、身の周りを確認して転勤ができない理由を、いまいちど掘り下げて考えてみましょう。
転勤したくないけど、
転勤していいことあるのかな
ここからは、転勤のメリットとデメリットに解説していきますね。
転勤するメリットとデメリットは？
転勤することについて、メリットデメリットはそれぞれあります。
次の通り、挙げてみました。
・人脈が作れる
・住宅費が安く済む
・新たなチャレンジ
・慣れることに時間がかかる
・家族、友人と疎遠になる
・費用と手間がかかる
それぞれ解説していきますね。
転勤のメリット①人脈が作れる
転勤を通じて、社内のネットワークが増えます。
初めて仕事を一緒にする人とコミュニケーションを取ることは大切です。
なぜなら、将来に役立つから。
今後会社で仕事をしていくうえでは、助け合いが必要になります。
将来仕事で困ったときに助けてもらえるきっかけになります。
転勤のメリット②住宅費が安く済む
転居を通じた転勤は、日々の生活費の面で恩恵を受けることができます。
家計のコストを考える上で、家賃はもっともインパクトが大きいですよね。
会社の命令による転居は、住居費も会社が補助してくれます。
転勤することで、日々のお小遣いが増えるということも現実的です。
転勤のメリット③新たなチャレンジ
なにより、転勤は新たなチャレンジの機会です。
転勤によって、新たな気持ちに変えてくれて、仕事に関するアイディアが降りてくるチャンスです。
転勤によって、視野が広くなり仕事のモチベーションが上がるということもありますね。
仕事へのモチベーションが停滞していた方にとっては、プラスに変えるきっかけになりますよ。
転勤のデメリット①慣れるのに時間がかかる
一番のためらう悩みは、新しい職場に慣れることです。
新しい環境に切り替わることで、入社したての気分に感じる人もいるでしょう。
今までと違い、1ヶ月から3ヶ月の間は辛抱の時期が続くコトがあります。
そのため、異動したばかりで辞めたいと感じてしまう方もいるのが実情です。
＞＞異動したばかりの退職はあり？異動先で3ヶ月経っても合わないときは？
転勤のデメリット②家族・友人と疎遠になる
転居をともなう場合は、これまでの人間関係が疎遠になりがちです。
家族はもちろんのこと、友人との交流も減りがちになります。
場合によっては、プライベートが「つまらない」と感じてしまって、仕事へのモチベーションも下がってしまう可能性があります。
転勤のデメリット③費用と手間がかかる
転居をすると引越しによって、めんどくさいという場面が多くあります。
特に、手続き面でめんどくさくなります。
- 住民票の届け出
- 会社へ住所変更の届出
- 転居費用の清算など
やったことない方にとっては、不安な手続きばかりです。
わからなくなったら、会社の人事部に確認して手続きを行いましょう。
やっぱり転勤したくないな
そもそもなんで転勤があるんだろう
ここからは、転勤がある理由について解説していきますね。
会社に転勤の制度がある理由は？
会社に転勤がある理由は、以下が挙げられます。
それぞれご紹介しますね。
チャレンジの機会
なぜなら、従業員にいろんな仕事を経験してほしいから。
同じ仕事であっても同じ考えです。
環境を変えることで社員にとって視野を広げてもらいたい、と考えています。
人事異動は、視野を広げるためにも
とても大切なきっかけです。
会社の成長
人事異動を通じて、新しい風を送り込むことも大きなポイントですよね。
仕事を改革したりするには、思いがけないアイディアや視点が大切です。
なぜなら、競争が激しいから。
あっという間に会社が無くなってしまうことも考えられます。
人の動きを活発にし、会社の競争力を高めていく狙いですね。
ジョブローテーション
同じ職場や仕事に留まらせず、別の仕事を積極的に経験させています。
属人的な仕事にならないように政策的に進めています。
これによって、スキルを磨くことができます。
なにより、誰かがいなくなったとしても、誰かがカバーできる体制を整えています。
人事異動は、単なる配置換えではなく、キャリアの成長や組織の発展を支える大切なプロセスです。
変化を恐れず、新たなチャンスとして受け入れていくというマインドも大切ですね。
関連記事【体験】アサインの適職診断アプリをレビュー！（スクショ画像解説あり）
転勤したくない人が拒むとどうなるの？
納得できる理由がなく転勤を拒むと、不利益を被ることもあります。
たとえば、こんなこと。
- 懲戒を受ける可能性
- 会社で干されてしまう可能性
会社のルールの就業規則のとおり、従業員は異動の命令に応じなければいけません。
拒むとなると、それなりのペナルティがあることも理解しておきましょう。
干されるのって、結構つらいですよね。
人事異動の辞令があれば、まずはチャレンジ精神で前向きに取り組みましょう。
不安しかないけど、大丈夫かな。
とりあえずやってみましょう。
実際に異動してみて、自分に合った職場だったらラッキーですよね。
逆に合わなかった場合であっても、その経験が将来に役立ちます。
また、合わなかった場合であっても、元の部署に戻りたいということも可能です。
もしかしたら大チャンスかもしれませんよ。
まずは、辞令を受け入れてみましょう。
急な人事異動の内示で
モチベーションが下がっちゃった。
急な内示によって、仕事のモチベーションが下がってしまうのもよくわかります。
実際に人事異動がきっかけで、退職してしまう方は多々います。
人事異動は、自身のキャリアを考えなおす機会にもなりますよ。
このあとは、まだ転職を決断していない人でもできる、向いている仕事の探し方を紹介しますね。
転勤がない会社に転職する方法は？
そもそも転勤がない会社に行きたい、と思いませんでしたか。
転勤がない会社を探すなら、一番良いのは転職エージェントに「転勤がない会社に行きたい」と相談してみることですね。
転職エージェントは、アナタの希望に応じた会社を紹介してくれるのが良い点です。
求人誌での会社選びはリスクが大きいです。なぜなら、情報が少なすぎるから。
面接までどんな会社かハッキリわかりません。むしろ入社してからわかることもあります。
ひとまず、大手のリクルートエージェントに登録し、どんな求人があるかチェックしてみましょう。
もし、興味がある会社があったら、転勤制度があるかどうかを聞いてみるというスタンスで利用してみてください。
あとは、IT系はテレワークでの仕事も多いので、転勤したくない方にはIT系もおススメですよ。
ちなみにウズキャリは初めてIT系の仕事に興味がある方にオススメです。
IT求人をそろえており、初めての方向けのITエンジニアスクールも用意しているので、まずは登録してみてください。
ちなみに、もしアナタが入社3年未満だったら第二新卒向けの転職サービスをオススメします。
なぜなら、今後のキャリアについて一緒に考えてくれるから。
第二新卒向けサービスの魅力は、キャリアプランニングです。
アナタのスキルや目標に合わせた職業選択をサポートし、将来への明確なビジョンを描く手助けしてくれます。
しかも、第二新卒エージェントneoでは、再就職した経験を持つアドバイザーが対応してくれるため、同じ目線でアドバイスしてくれます。サービス内容は、以下の記事でまとめていますのであわせて参考くださいね。
＞＞第二新卒エージェントneoのサービス・口コミを紹介
キャリアプランを作るのは面白そうだけど、
エージェントの面談ってめんどくさい。
そうなんですよね。まだ転職が未確定な方にとっては、結構めんどくさいですよね。
実は、キャリアプランを立ててくれる無料の診断アプリがあります。
アサインの適職診断は、20代向けの適職診断アプリです。
約10問ほどのアンケートに回答すると、アナタに向いている業界を示してくれます。
実は、この診断3分ほどで完了するので、電車の通勤中にもできるので、面談をするまでもないかな、と思っている方はダウンロードしてみてください。
関連記事【体験】アサインの適職診断アプリをレビュー！（スクショ画像解説あり）
転勤したくないは甘えではない
結論、転勤したくないのは甘えではありません。
ただ、転勤は今後のキャリアにとってプラスになることもあります。
実際に働いてみて、アナタにとって向いている職場になるかもしれません。
ただ、転勤はアナタのキャリアの転換期になります。
この機会に一度立ち返ってみて、今後のキャリアを考えなおす機会としてとらえるのもアリだと思います。
そのためには、自分に向いている仕事を調べてみたり、いまよりも自分に合った会社を探してみるのもアリだと思います。
もし、他の会社で挑戦してみたいと少しでも思ってみた方は、まずは適職診断から進めてみましょう。
退職の意思がなくても、
全然問題ありません。
まずは行動してみましょう。
新しい発見があって、将来が変わるかもしれません。
アナタの素敵な未来を応援しています。
