休みの日に仕事の連絡はパワハラじゃないの?
休日の連絡のストレスで上司がムカつく!
労働基準法的に違法なのか知りたい!
退職願の理由欄に「休日に仕事の連絡がくるので辞めたい」と記入する方がいます。
せっかくの家族との休日なのに、会社または客先から連絡がきて、テンションが一気に興ざめすることはあると思います。
家族がいらっしゃる方にとっては、
一家でテンションが落ち込みますよね。
休日に仕事をする必要はない、とは言えスルーができないもの。
実際に、私も同じ経験があります。トラックドライバーの仕事をしていた時に、平日休みの日は関係なく上司からの連絡がありうんざりしていたことがあります。
本記事では、人事部の経験をふまえて休みの日に連絡を取ることについて労働基準法と実務の観点から解説します。また、連絡を受けることで上司や会社に対しての、ストレスの対処法をご紹介します。
上司が休みの日に連絡を際限なく行ってくる風潮は、社風によって大きく分かれます。
休日連絡が大きなストレスとなっている場合は、ライフワークバランスの観点で是非改善していきましょう。
人生は一度きり!
アナタのライフスタイルにあう仕事を探してみましょう。
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休みの日の連絡に対応する必要がない理由は?
休日に上司からの電話がかかってきたら、多くの人が「出るべきかどうか」に悩みますよね。
しかし、休日に電話に出る必要性を考える前に、なぜ出る必要がないのか、その理由を理解することが大切です。
実は、法律的にも休日に出勤を強制されることは滅多にありません。
休日の仕事の連絡はパワハラ?労働基準法での扱いは?
休日の仕事連絡って、パワハラなのかな?
そもそもパワーハラスメントって、よく聞くけどそもそも定義ってなに?と思いますよね。
ここからは、パワハラの定義と法律的な観点で解説していきたいと思います。
パワーハラスメントとは?
あらためてパワーハラスメントについてみていきましょう。
職場における権力の乱用によって、従業員の労働環境が害される行為のこと。
休日に仕事の連絡を頻繁に行うことで、プライベートを侵害し精神的圧力を与える行為として、パワハラに該当する可能性があります。
仕事の連絡を受けた人が、ストレスや不安を増大させる場合は、パワハラと認定される可能性もありますね。
労働基準法の観点では?
労働基準法では、労働時間や休憩時間、休日などが定められています。法律上では、休日は従業員が自由に過ごす権利があり、原則として仕事の連絡を受ける義務はありません。
ただし、緊急などの場合は、例外となることもあります。
しかし、これが常態化すると、労働基準法で定められた休日の権利が侵害される可能性があるため、法律にはマズいと判定されることがあります。
この法律の下では、通常の労働時間、休憩時間、および休日の取得に関するルールが定められています。
例えば、あなたの週の労働時間が労働基準法で定められた範囲を超えてしまう場合、割増賃金、つまりは残業代を支払う必要があります。
労働時間とカウントされず、残業代が支払われていない場合は会社は罰せられる可能性があります。
ワークライフバランスの重要性
また、ワークライフバランスも考慮に入れるべき要因です。
休日は、リラックスし、趣味に没頭し、家族や友人と過ごす大切な時間ですよね。
仕事のプレッシャーやストレスから解放されるべき瞬間です。
例えば、ある週末、友達とアウトドアで楽しいひとときを過ごす計画を立てていたとしましょう。
しかし、上司からの電話が入り、計画をキャンセルせざるを得なくなったら、あなたの気分はどうでしょうか?
ワークライフバランスは、ストレスを軽減し、心身の健康を保つために重要です。
電話に出る必要がない理由は、労働基準法に守られていることと、ワークライフバランスの確保が重要だからです。
休日は、自分自身をリフレッシュし、新たなエネルギーを充電するための大切な時間。次に、ストレスを感じたときの対処法について考えていきましょう。
休みの日の上司からの連絡でストレス対処法は?
休日に上司からの電話がかかってきたら、ストレスがたまるのは当然です。
しかし、そのストレスをどのように扱うかによって、次回からの対応が変わってきます。
ここでは、ストレスを感じた時の対処法をいくつか紹介します。
冷静になる
最初に、冷静になることが大切です。
怒りやイライラが感情のコントロールを奪うことがありますが、そのまま行動してしまうとトラブルの原因となりかねません。
深呼吸をして、感情を整理しましょう。
上司とコミュニケーションを取る
感情が落ち着いたら、上司とコミュニケーションを取ることを検討しましょう。
まずは、なぜ休日に電話がかかってきたのか理由を尋ねてみましょう。
もしかしたら、緊急の状況かもしれませんし、誤解があるかもしれません。
問題を解決する第一歩は、コミュニケーションです。
ストレス発散方法を見つける
感じたストレスをどう発散するかも重要です。
趣味や運動、友人と過ごす時間など、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。
これにより、次回のストレスにも対処しやすくなります。
これまで、対処法について挙げてきましたが、休みの日の連絡が無くなることは難しいです。
なぜなら、社風の問題だから。
仕事の業種や職場の環境で長年続いている風潮だと思います。
そのため、会社の中心組織から抜本的に改革を進めていかなければ、解決は難しいです。
この問題について本当に解決したいときの打開策として、異動や転職も検討する価値があります。
次に、上司からの休日の電話でストレスを感じた時の
打開策について詳しく解説していきますね。
上司からの休日の電話でストレスを感じた時の打開策
休日に上司からの電話がかかってきた場合、ストレスを感じずに対処できる方法を見つけましょう。
ストレスを解消し、今後の行動に活かすために以下の方法を試してみてください。
異動の希望を提示する
休みの日に仕事の連絡は、主に業務上必要だから連絡がきてしまいます。
そこで、上司に他部署へ異動の希望を出してみることもアリです。
私もシフト制の仕事から、土日休みの部署に異動希望を出して、快適な休日を送ることができました。
異動の希望って、
どうやって言えばいいの?
単純に上司に伝えるだけです。面談のタイミングを狙う必要はありません。なお、異動の希望の出し方については、次の記事で解説しています。
>>異動したいのはわがまま?最適な伝え方を現役人事部が解説!
ただ、人事異動は人員の状況やタイミングによるため、確実に異動できるとは言えません。
そこで、転職という方法も一つでしょう。
転職を検討してみる
もしこの状況が辛い場合は、転職を検討することも一つの選択肢です。
転職エージェントに登録し、土日に連絡がこない仕事を探してみることを検討しましょう。
転職エージェントに登録してみる
転職エージェントは、新しいキャリアの機会を提供してくれる場所です。
転職エージェントに登録すれば、求人情報や仕事に関するアドバイスを受けることができます。
登録は無料で、新しいキャリアの第一歩として始めやすい方法です。
転職エージェントって、
いっぱい業者があってどれを選べばいいの?
まずは、リクルートエージェントで良いと思います。
理由は、最大手の求人媒体リクルートですし、なにより全国に対応しているからですね。
転職エージェントは多くありますが、関東しか求人がない場合もあります。
なので、求人数も最大級なリクルートエージェントを利用しておけば間違いないかと。
とりあえず登録してみて、求人の情報をチェックする方法もアリですね。
「興味がある求人を見つけたら、担当者に話を聞いてみる」という方法でもよいと思います。
適職診断を受けてみる
転職エージェントに登録する前に、まずは自分に向いている仕事をチェックしておくことも大切です。
そこで、無料の適職診断を受けることをおすすめします。
ちなみに、適職診断ならアサインのAI自己診断が良いと思います。
アサインは、約10問のアンケートに答えることで、向いている職種や業界をAIが診断してくれます。
アプリをダウンロードしたら、たった3分程度で結果が出るので、通勤中のスキマ時間に試してみてください。
適職診断は、自分の適性や興味に合った職種を見つけるのに役立ちます。
自分の強みを知り、
転職に自信を持つ一歩になりますよ。
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休日の連絡のストレスは溜め込まないようにしよう
プライベートの時間を充実させたいと思っていませんか?
家族や友人との大切な時間を楽しむことは、幸福感を高める大事な要素です。
もし、上司からの休日の電話がそれを妨げているのであれば、一度立ち止まり、新しいキャリアの選択を検討することをおすすめします。
異動の相談や、転職エージェントに登録を行ってみて、土日に連絡がこない仕事を見つける第一歩を踏み出してみましょう。
自分に合った仕事で働くことで、プライベートの充実感を高め、家族や友人との素晴らしい瞬間をより多く楽しむことができるかもしれません。
また、今回紹介した、無料の適職診断を受けてみることもおすすめです。
自分の適性や興味を知り、理想的なキャリアに近づくための手助けとして役立ちます。
あなたの幸せを第一に考え、行動に移す一歩を踏み出しましょう。
自分らしいキャリアを築くチャンスは、今すぐそこにありますよ。
アナタの素敵なキャリアを応援しています。