入社して2年勤めたけどマンネリだ。
自分にしかできない仕事がしたいな。
いま辞めるのは早いのかな。
- 2年で退職するときに注意すること
- 2年で退職するときにやっておくべきこと
- 短期で退職した人にオススメな職種
入社2年目といえば、自分の可能性を考える転機の時期。
- いまの仕事がつまらない。
- もっと刺激のある仕事がしたい。
- 自分にしかできない仕事を見つけたい。
こんな風に思うのは当然です。
でも、転職先が見つかるのか不安になりますよね。
本記事では、人事部の経験をもとに2年目で退職する人の実態をふまえ、退職する際の注意点について解説します。
この記事を読むと、これから退職を踏み切る前に準備することがわかるようになりますよ。
私の経歴は、以下の通り。
首都圏の大学に入学
↓
某求人広告の営業会社に入社
↓
3ヵ月で退職
↓
食料品配送の近距離ドライバーへ転職
↓
約5,000名規模の人事部に配属
↓
現役15年の人事部職員で、現在に至る
自身の人事部での経験と体験をもとに解説していきますので、それなりに信ぴょう性はあるかと。
3分でサクッと読めるので、是非最後までお読みくださいね。
「まずは3年!」って言われるけどどうなのかな?
2年で退職することは、決して早くありません。また、3年勤めないといけない、といった決まりはありません。
仕事が合うか、人間関係が合うかなどの要素によって異なるので、ひとくくりに3年にこだわる必要はありません。
辞めたいと思ったら、自分で決めましょう。
たとえば、これらに当てはまる人は退職を検討しましょう。
- やりたい仕事が明確な人
- ブラック企業に勤めている人
- いまの仕事が向いていないと思う人
順番に解説しますね。
やりたい仕事が明確な人
退職後のビジョンが決まっている人は、今すぐ辞めて全然OK。
例えば20代のときにやりたかったことを、30代になると手遅れになります。
20代のときと比べ、お金や時間の使い方が大きく異なってくるので、チャレンジする成約が一段と厳しくなります。
一方で、今のうちにやりたい仕事を経験しておくことで、挑戦して良かった、と思う日がきっとくるでしょう。
自分がやりたいことは、思い立ったときにやっておきましょう。
ブラック企業に勤めている人
ブラック企業で、働きづらい環境で働いている人は退職してもOK。
長時間労働は、うつ病などで健康を損ねてしまう事例が多々あります。
ブラック企業で、心身ともに疲れている人は立ち直れなくなる危険があります。
休職して、復帰できない従業員も数多くいました。働く場所は、いまの会社だけではありません。
元気なうちに新天地で活躍することも、是非視野に入れましょう。
いまの仕事が向いていないと思う人
いまの仕事や社風が向いていない、と思うなら退職してもOK。
なぜなら、すぐ見切りをつけたほうが、次の仕事に早く進むことができるから。
- やりたい仕事が明確な人
- ブラック企業に勤めている人
- いまの仕事が向いていないと思う人
そんな風に思っていれば、きっと今の会社に合っていないかと。
まずは、自分に向いている仕事は何なのかを考えてみましょう。
2年で退職する人はどのくらいいるの?
実際に、3年以内辞める人ってどのくらいいるのかな?
マイナビのデータで新入社員のアンケート調査がありました。
3年以内で退職しようとしている人は28.3%。なかでも女性が高いです。
まずは、3年を基準にまずは続けてみる、という回答が多かったです。
なお、厚生労働省が調査した業種別・学歴別の調査を見てみると次の通り。
ちなみに、退職理由は次の通り。
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- ライフステージに合わせて働き方を変えたいから
- 給料がイマイチだから
- いろいろな会社で経験を積んでいきたいから
- 転職でキャリアアップしていきたいから
- 仕事がハード/厳しそうだから。
こんな人は辞めなくてもいい
退職は、人生の中でも大きな区切り。退職の決断は簡単にはできません。
退職を考えているうえで、無理に辞めなくてもよい人のパターンは次の通り。
- 自分の会社が好きな人
- 人間関係に悩んでいる人
- 別の部署で働きたい人
自分の会社が好きな人
会社が好きな人は辞める必要はありません。
会社を辞めてから後悔すると、なかなか取り返しがつきにくいもの。
勢いに身をまかせて転職して、次の会社が合わなかったら厳しいですよね。
「前の会社に戻りたい」と言っても、退職前のように仕事ができることは補償されません。
いまの会社が好きなのであれば、本当に退職してもよいのかをじっくり考えてみましょう。
一人で悩んでいる人は、転職エージェントなどに打ち明けてみるのもアリかと。
人間関係だけに悩んでいる人
仕事は好きなんだけど、上司や同僚と合わないな…
こんな人は辞める必要はありません。もしかしたら、異動が解決してくれるかも。
まずはダメもとで良いので、アナタの悩みを話してみましょう。
例えば、仕事終わりのときなどはチャンスです。
ざっくばらんに話ができる機会を見計らって話してみましょうね。
別の部署で働きたい人
社内で希望する部署があれば退職というリスクは避けたほうが良いですね。
タイミングが合えば、異動の希望が通ることもありますよ。
人事異動って、何かのきっかけがないと起こりません。異動希望の声を上げると、意外と聞いてくれることもありますよ。タイミングがあえば、会社はうまいこと人員の調整をしていきます。
希望する部署があれば、まずは上司とざっくばらんに話せるタイミングで伝えてみましょう。
気兼ねなく話せる時間で、少し夢を語ってみるものOK
2年目で退職するときに気を付けるべき3つのリスクは?
2年目の退職って、やはり怖いですよね。
転職先が見つかるのか心配だな。
私も「人生が終わり」と絶望したときもありました。
2年目で退職したときのリスクは、次のことが挙げられます。
順番に見ていきますね。
退職を繰り返すと思われる
退職をまた繰り返すだろうと思われて、再就職先が見つかりにくい可能性があります。
実際に、会社によっては「辞めグセがある人は採用したくない!」と思っている社長さんもいるでしょう。
もし、転職先が決まるのか不安な人だったら、全く気にする必要はないですよ。
中途採用を募集している会社は、「辞めグセがあってもいい人がほしい」と思っているから。
だから、辞めた理由をしっかり説明できれば十分。
もし、選考に落ちたとしても、縁がなかったと思って切り替えれば大丈夫。
会社は無数にあるし、転職サービスも豊富にあるから大丈夫です。
退職後の仕事を心配する必要はありませんが、
転職活動のスタートは今のうちに進めておきましょう。
20代の方にオススメする
転職エージェントをまとめてみました
- リクルートエージェント【公式】
業界最大手、30万件以上の豊富な求人、初めて転職ならまずはコレ! - アサインエージェント【公式】
学歴に自信がある方にオススメ。年収アップを希望する人推奨。 - 第二新卒エージェントneo【公式】
ブラック企業の紹介なし。徹底した面談サポートで、初めての転職の人にオススメ。 - UZUZ(ウズウズ)【公式】
ITにに強い転職エージェント。内定率が内定率83%以上未経験者でもスクールでのサポートあり。 - マイナビジョブ20’sスカウト【公式】
社会人経験が浅くてもスカウトが届く。スカウト側は個人情報が公開されないため、身バレを防げる。
キャリアアップの機会を逃す
いまの会社でのキャリアをムダにしてしまう可能性があります。
- このまま働けば出世できるだろう
- お給料も上がっていくはず
- いまの上司のようになりたい
こんな想いはありませんか。
ですが、理想通りになるかどうかは、ぶっちゃけ未来のことはわかりません。
ただ、一つの会社に勤め続けることだけが、キャリアアップとは言えないのは事実。
場合によっては、年収が上がることもあり得ます。
【2023年最新】新卒1年未満で退職した理由は?【100人アンケート】
- 環境を変えられて、自分の得意分野を活かせられたから(IT・エンジニア系/女性)
- 年収が100万ほど上がったので、良かったと思います。(IT・エンジニア系/女性)
- 今は技術系の仕事についていますが、周りが私より優秀な人しかいなく、仕事がとても進めやすくなりました。勉強の機会も多くモチベーションアップにもなっています。(工場・軽作業系/男性)
環境を変えることでも、キャリアアップにつながりますよ。
退職金などが減額される可能性があるの?
早期に退職すると退職金がもらえない可能性があります。
退職金とは、退職する人のために会社が積み立てているお金。
もらえる条件をクリアした退職者に支払われるのが一般的。
ただし、会社によっては「3年以上勤務すること」といったルールがあるので要注意
会社の上司や、話しやすい先輩にまずは聞いてみるのがオススメです。
わかりやすい言葉で解説してくれるので、身近な人に聞いてみましょうね。
2年目で退職するときに気を付けておくべきことは?
いざ辞める時は、どんなことを気を付ければいいのかな。
これから退職するときに注意すべきことを説明していきますね。
上司に退職の意思をきちんと伝えよう
直属の上司に、誠意をもって退職する理由を伝えましょう。
退職日まで気まずくならないためにも有効です。
退職を告げる時に、感情的になってしまう人がいますがNGです。
退職を告げる時のポイントは、次を参考にしてみてください。
- どんなところが合わなかったのか
- これからどんな仕事がしたいのか
- ついでにお礼もいうと吉
丁寧に落ち着いて伝えることで、上司はアナタを応援してくれるはず。
しかも、退職日までは顔を合わせる必要があるから、良好な関係を保てます。
業務の引継ぎもスムーズに進められるね!
履歴書・職務経歴書を仕上げておく
なかでも、20代の転職を考えている方にとって、履歴書と職務経歴書は非常に重要な書類です。
職務経歴書を適切に作成することで、転職活動の成功につながります。
必要な情報を含め、読み手がすぐに理解できるように工夫しましょう。
また、職務経歴書は自分自身をアピールする場でもあるため、自分の強みやスキルを的確に伝えることが重要です。
また、転職エージェントサービスでは、職務経歴書の添削サービスも提供しています。
転職エージェントのキャリアアドバイザーが、より魅力的な職務経歴書を作成するためのアドバイスをしてくれるため、自己PRをより引き立たせることができます。
また、転職エージェントは求人情報にも精通しており、求人情報を提示してもらえるため、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。
職務経歴書の添削サービスでは、以下のようなアドバイスを受けられます。
- 書き方のアドバイス
- 文章が長くなりすぎている場合の修正
- 用語の統一や整合性の確認
- 強みやスキルをアピールするための工夫
- フォーマットのアドバイス
- レイアウトや書体の見直し
- 余白の設定や文字サイズの調整
- 内容のアドバイス
- 自分の強みやスキルを的確にアピールするためのアドバイス
- 求人票に対して職務経歴書が適切かどうかのチェック
以上のようなアドバイスを受けることで、より良い職務経歴書を作成することができます。
また、転職エージェントに登録することで、求人情報を受け取ったり、企業との面接の調整を代行してもらうこともできます。
職務経歴書は転職活動において必要不可欠なものですが、作成方法や書き方に苦戦する人もいるかと思います。
人の目で見てもらうことはとても重要です。
転職エージェントサービスの利用は、職務経歴書作成においての効率化やアドバイス、求人情報の提供や企業交渉など、様々な面で転職活動を支援してくれます。
ぜひ転職エージェントサービスを利用して、自分にぴったりの転職先を見つけてください。
前述の第二新卒エージェントneo、ウズウズはこれらのサービスを行っていますので、興味がある方はホームページをチェックしてみてくださいね。
まとめ)2年で退職しても早くない
退職の決断は、早ければ早いほど良いですね。
あとから転職を決意しても、転職ができなくなってしまう場合もあります。
他の会社でチャレンジしたいことがある人は、是非チャレンジしてみましょう。
やりたいことがないけど辞めたいと思っている人は、チャンスかもしれません。
自分の成長や可能性が広がるかもしれないから。
場合によっては、将来の年収がアップするかもしれません。
やりたい仕事がまだ見つかっていない人は、まずはどんな仕事をしたいのかを考えてみましょう。
ちなみに、株式会社アサインが展開しているVIEWでは、AI適職診断があります。
簡単なアンケートを受けることで、アナタの価値観にあった仕事を見つけることができます。
向いている仕事を考えている方きっかけになるかもしれませんよ。
参考記事:向いてる仕事がわからない人向け|初めて転職する20代の職種の選び方は?
それ以外には、求人情報だけを見てみるのもアリかと。
求人を見てみて、興味がある仕事があれば、担当者に話を聞いてみるのもアリですよ。
ちなみに、次に紹介する転職サービスは、20代の第二新卒者メインの転職エージェントサービス。
会員登録は必要になりますが無料なので、まずはホームページを開いてみてくださいね。
なかでも、第二新卒エージェントneo、ウズウズはおススメです。
どちらもブラック企業の徹底排除を宣言していて、安心して求人情報をチェックできますよ。
是非チェックしてみてくださいね。