会社選びに失敗した、と悩んでいませんか。
入社前はワクワクして入社したけど、想像していた会社や仕事ではなくモチベーションが下がっている人も多いはず。

本記事では、会社選びを選択した場合の対処法と合わせて、人事部の経験をふまえて再就職を成功させるための3つの方法について解説します。

会社選びを失敗したと思う理由は？

自分に合う会社とは様々な要素が考えられます。

今回、実際に1年未満で退職した方に、退職理由に関するアンケートを行いました。

独自の調査結果をもとに、会社選びを失敗した生の理由をご紹介します。

よくある理由としては、次の通り。

• 労働時間が長すぎた
• 仕事が性格上合わない
• 社風が合わない
• 人間関係が悪い
• 休みを取ることができない
• 給料が低い

順番に紹介しますね。

労働時間が長すぎた

• 残業が多かったから。研修中は「実際に辞めるほどでもない」という感じだったが退職を決意しました。(工場・軽作業系/男性)
• 残業代も出ずの残業が当たり前だった。(営業系/女性)
• 思っていたのとズレが相当あり、残業も多すぎたので退職しました。(IT・エンジニア系/男性)

仕事が性格上合わない

• 毎日毎日同じことをずっとするのがこんなにも大変だと思わなかった。(工場・軽作業系/女性)
• 思っていたより自分に事務職があっていなく、仕事をするたびにパニックになった。(事務系/女性)
• デスクワークが向いていないと感じて、肉体労働を行う仕事がしたかった。(事務系/男性)
• 元々飽きっぽい性格で、月〜金まで満員電車に揺られて同じオフィスに通い、同じメンバーと顔合わせる生活が自分に向かなかった。(営業系/女性)

社風が合わない

• とにかく暗い職場でした。挨拶が何も無く、覇気がない。(医療・介護系/女性)
• 職場の雰囲気が閉鎖的であり、仕事をするのが辛かった。(医療・介護系/女性)

パワハラを受けた

• 上司が厳しすぎるのと、同僚からのパワハラ。(医療・介護系/女性)
• パワハラが酷かった。無理難題を押し付けてきたり、理不尽な説教があった。(医療・介護系/女性)
• 上司が昭和脳パワハラ気質だったため。研修でお前らは幼稚園児以下だと言われた。(販売・サービス系/女性)

人間関係が悪い

• 人間関係が悪く、自分なりに努力したつもりだが職場で孤立して病んでしまった。(事務系/女性)
• 新人いじめ。先輩が「早く辞めたらいいのに」など陰口を聞こえるようにいうような環境であった。(医療・介護系/女性)
• 周囲の人たちも忙しく、仕事内容を教えてくれる人や質問相談できる人がまわりにいなかった。(事務系/女性)

給料が低い

• 給料が低く、残業も多かったため。(IT・エンジニア系/女性)
• 月収は新卒並以上であるがボーナスに対する不満。(販売・サービス系/男性)

会社選びを失敗したと思ったときの対処法は？

仕事のモチベーションが下がると、仕事の成果があまり出なくなります。

すると、上司・同僚との信頼関係も薄れていくため、注意が必要になります。

割り切ってしまえばそれまでなのですが、そのまま悪循環を防ぐことが重要です。

仕事に悩んでいる人は、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

• 失敗したと思う理由を整理する
• 異動を申し出てみる
• 自分に合った仕事を考える

失敗したと思う理由を整理する

なにが自分に合わなかったか、を考えてみることが大事。

自分で解決できることがないか、を確認しましょう。

場合によっては、自分の心の持ち方で気持ちが改善することもあります。

異動を申し出てみる

いまの会社に残る方法として、異動を申し出る方法があります。

異動は退職ではないので、再就職といった決断を避けて環境を変えることができます。

会社によってちがいますが、部署によって仕事環境の違いは明らかです。

やり方は、上司に相談するだけ。
終業前の上司がおちついているタイミングに自分の将来についてお話ししましょう。

ただし、異動の希望を出してもすぐ異動が決定するとは限りません。
欠員などの事情やアナタの人事評価によっても、実現しない場合があることに注意しましょう。

自分に合った仕事を考える

実際に体験してみて、仕事が合わなかったと気づくことってありますよね。

「自分なら大丈夫だろう」と思ったけど現実は厳しかったというコトもあると思います。

毎日の仕事が辛い人は、あらためて自分に合った仕事を調べてみるのもアリかと

たとえば、以下の方法がおススメ。

なかでも、VIEWの適職診断は、アプリをダウンロードするだけ診断できます。
その後、約10問の質問に答えるだけなので、3分も経たずにAIが診断するのでカンタンです。

実際の診断結果の画面はこんな感じです。

会社選びを失敗した人が、転職先を探すときに注意するポイントは？

転職活動は、効率的にやりましょう。

求人広告の情報だけで、応募するのは避けたほうが良いかと。なぜなら、情報量が足りないから。

入社するしたあとに後悔する前に、しっかりと対策を練る必要があります。

• 退職理由をじっくり考える
• 転職エージェントを使って転職先を探す
• 履歴書・職務経歴書を作成する

順番に説明していきたいと思います。

退職理由をじっくり考える

退職理由は、次の転職先を選ぶ上でとても大事です。

などなど、辞めたくなった理由を列挙しておきましょう。

転職エージェントを使って転職先を探す

そして、大事なのは転職エージェントをつかうことです。

転職エージェントとは、応募者と転職先会社を繋げてくれるサービス。
転職エージェントとの面談を通じて、アナタに合った仕事を紹介してくれます。

転職エージェントの主なメリットは次の通り。

転職の成功のためのサポートが用意されているので、利用する価値はあるかと。

なにより、転職エージェントの利用は無料なので、アナタにピッタリの条件に合った仕事を見つけるために是非利用しておきましょう。

求人情報を確認することができるので、まずは会員登録してみて気になる求人情報をチェックするだけでも良いかなと思います。

履歴書・職務経歴書を作成する

転職の際に必ず提出する職務経歴書。

なるべく早い時期に用意しておきましょう。なぜなら、勢いで作ることができないから。

どんなことをどこまで書けばいいか悩みますよね。

職務経歴を作る理由が難しいのは、こんなことが挙げられます。

職務経歴書を作るためには、じっくりと集中して自己分析をする必要があります。

当然ですが、応募で書類通過をするためには、目に留まるような内容に仕上げる必要があります。

転職エージェントのサポートする履歴書・職務経歴書の添削サービスを受けつつ、仕上げていくととても効率的です。

会社選びに失敗してもやり直せる

会社選びに失敗したとしても、異動や転職で取り返すことは可能です。

転職にあたっては、新卒カードを失うことについてビビってしまう方もいると思います。

新卒カードの有無で、人生が変わることは変わりません。

仕事が向いていてその会社でどれだけ活躍できるか、によって人生が変わります。

もし、転職に興味がある方は早めの決断が良いですね。

なぜなら、その会社に適応するのが早ければ早いほど戦力になれるから。

転職市場は、年齢が高くなるほど、求める人物像が狭くなり厳しくなっていきます。

それなら、早い段階で方向転換するほうが良いかと思います。

転職について興味がある方は、まずは大手のリクナビエージェントに登録しておきましょう。

求人情報を見てみるのもアリかなと思います。
もし興味がある求人があれば、話を聞いてみるという使い方もありですよ。